校長室から

【2016.09】会話を楽しむ

9月10日(土)に実施いたしました第39回体育祭では、 天候にも恵まれ、無事終了することができました。保護者、地域の皆様のご協力、さらに今年度は、準備期間から里自治会の皆様やペアレンツの皆様に大変お世話になりました。本当にありがとうございました。たっぷりの日差しの中、「大きな声援」が選手に 送られ、体育祭スローガン「一意奮闘」の思いで、トラックやフィールドを走り抜ける生徒達の姿に逞しさを感じました。声援を送られ、受け止める心の会話に充分満ちた素晴らしい一日になりました。
さて、ちょっとした話題を持っていると人に話したくなることはありませんか。例えば、リオのオリンピックの選手です。本校出身の遠藤大由選手。里小学校→里中学校出身です。「遠藤選手はうちの学校出身なんですよ。」「バドミントンのダブルスの選手でね・・・。 オリンピックでベスト8です。すごいでしょ・・・。」さも、本人と面識があるかのように他人に紹介してしまいます。知っている人となると応援にも熱が入ります。
こんな場合もあります。吉田沙保里選手についてです。「本当に強い選手よね。夢の実現のためにね、続けていることがあって、・・・。」単に、吉田選手の『強く、潔く』の本を読んで知っただけなのですが、他の人には熱弁をふるってしまいます。そのようなことはありませんか?
話題があると人に伝えたくなり、声をかけ、会話に発展していきます。会話を楽しんでいるのだと思います。
英文学者で文学博士である外山滋比古氏の著書に「無用の話のたのしさ」というタイトルのエッセイがあり、次の様なことを書いています。
「用のないのに話すほどおもしろいことはない。必要があって話すのは仕事であって楽しかったりするわけがない。気のおけない相手と、用もないのに会ってしゃべるのは精神的健康にもたいへん効果がある。」
毎日の生活で「会話を楽しむ」ことが健康的であるとは、素敵なことだと思います。現在の日常生活は時間との戦いです。用があっても話ができない、そのような生活を送っていませんか。話題をひとつ共有してみると会話を楽しめるかもしれません。
2学期は、多くの学校行事に取り組むなかで、そのことを話題に学校で「会話を楽しむ」、家庭で「会話を楽しむ」そして、そこから様々な話題に発展しながら「会話を楽しむ」そのような学期になることを願っています。

-校長室から

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